本紹介 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話

この本は、宇宙物理学の最先端理論である超弦理論を研究する米国カリフォルニア工科大学理論物理学研究所所長の宇宙物理学者大栗博司さんと、花園大学文学部仏教学科教授の佐々木閑さんの共同著書で、物理学の最先端と仏教が世の中の真理について語り合ったらどうなるかという趣旨の本です。大栗さんによると、物質は細かくみていくと分子、原子、素粒子と続いていくのだが、結局最終的な根本にあるものは、紐のような弦であるそうです。そのような自然法則の発見を通して、宇宙の真理を発見していく物理学なわけですが、その真理を求め続けてでた結論が「人生の目的はあらかじめあたえられてるものではなく、そもそも生きる意味はない」というものでした。これは、仏教の世界で釈迦が言った言葉と非常に似通っていて、現代の科学の最先端が、そのいわゆる反対側である宗教とマッチングしているという衝撃な事実に達します。生きる目的がないならどう生きていくのか、その辺りを仏教学者と物理学者が熱く語る面白い本です。ミュゼ 顔脱毛